家を建てようとする機会というのはみなさんそれぞれだと思いますが、新しい命を授かるときやお子さんが進学するタイミングがきっかけという方もいらっしゃるかもしれません。
忙しい子育ての最中に家を建てる際にぜひ押さえていただきたいことがあります。
今回はそれについて二つの観点でお話いたします。
◎お金のことは良く考えておきましょう
家を建てるには多額の費用が必要ですが、子育ての方も注意を向けなければなりません。
子育ては家を手に入れることと同様に、人生の三大支出のひとつに数えられています。
お子さんを毎日育てるだけでなく進級進学のタイミングで教育費用もかかりますし、習い事や学習塾を検討されているのであればその費用も考慮しておく必要があります。
特に住宅ローンを使って家を建てる場合には、工事の費用や住宅ローンの支払いが受験や進学のタイミングと重なって非常に高額な出費となることもあります。
十分な養育費用を確保した上で家を建てられるのがベストですが、厳しい場合にはどの部分を削減するのか・ローンを申請して確実に返済していくことはできるのかを慎重に考えるようにしましょう。
◎間取りを考えるときにできる工夫
間取りにおいては、いろんなところに余裕を持たせておくのが良いでしょう。
例えば、キッチンは幅を広めにとっておくことで、お子さんと料理をする場合でも窮屈な思いをせずに使うことができるでしょう。
また小さなお子さんがいらっしゃれば、一緒に入ることのできるような広めのお風呂があると安心ですね。
そして、子育てと絡めて間取りを考えるときにお勧めしたいのは、変えやすい間取りにするということです。たとえばお子さんが成長されるにつれて、最初は一緒に寝ていてもお子さんだけで寝るということになるかもしれません。
また、自分の部屋で一人になりたいという年頃も迎えるかもしれません。そして就職や進学で独立するということもあるでしょう。
相応しい間取りがそれぞれ異なってくるわけですが、その変わるタイミングは割と短い期間でやってくることになります。
そこで、簡単に手を入れやすい間取りにしておくことで、空間をいつも有効に利用できるようになりますし、リフォームの工事を削減することにもつながります。
◎最後に
今回は、子育てと家を建てることに関連してお勧めしたいことを二つの点お伝えいたしました。
子育てをつなげて考えることで子育てしやすい家になりますので、ぜひ実践してみましょう。