家を新しく建てるときには、モデルハウスを見学することを検討されている方もいらっしゃると思います。

モデルハウスを見学することによって、実際にどのような作りになっているのかを確かめられ、暮らしを想像しやすくなりますし、家の外観や間取りもその後の家づくりの参考にできるかもしれません。

今回は、モデルハウスを見学する際に見ておきたいポイント、間取りと設備の２つについてお話しします。

●間取りは問題ないか

まずはそれぞれの部屋が広すぎず狭すぎず、適切な大きさであるかを確認します。

それと同時に見ておきたいのは部屋の配置です。

特に何も考えずに配置すると、よく行き来する二つの部屋の距離が遠くて移動が面倒になったり、ものを動かす負担が増して疲れやすくなったりすることにつながります。

ご自身の生活を振り返ってみて、実際によくする動きを無駄なく効率よくできる空間、つまり、間取りや配置であるかを検討してみましょう。

●設備面

もうひとつは設備面です。例えば、キッチンはただ動き回るだけではなく、調理器具や食器を使いながら料理を進めていくことになります。

そのため、広さによっては調理器具や食器を置けずに無駄な動きが生じたり、空間を持て余すもったいないことになったりする場合もあります。

使いやすさは個々人によって差がありますので、ご自身の今までの生活も踏まえて、ものを置くのに充分なスペースが確保できているのかを確認してみましょう。

意外と見落としがちなのがコンセントの位置です。最近では多くの電化製品をキッチンで使うようになったほか、パソコンやスマートフォンの充電にも使用することも多くなりました。

場所がよくなかったり数が足りなかったりして延長コードをつないで対応するのは不便ですし、足場も悪くなってしまいます。

実際にどこでどのぐらい使うかを考えながら、場所と数が適切であるかどうかを見ていきましょう。

◎最後に
今回は、モデルハウスを見学する際に見るべきポイントについてご紹介いたしました。

実際の住宅を模した物ではありますが、間取りや使われている素材が異なることもあります。

また、日当たりや風通しといった自然条件は実際とは違う可能性も高いです。

見学をする際には、実際に建てようと考えている住宅と何が違うのかということを比べながら見学しましょう。

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