新築のお家を建てるにあたって、皆さんが悩まれるのは間取りの取り方ですよね。
様々なライフスタイルの方がいらっしゃいますが、どんな場合にも共通しているのが「家事動線」を確保すべきということ。これは、子育てやお仕事など両立すべきものがある方にとって特に大切なことです。
「仕事もあるし、もっと家事を楽にできたらいいな」
「子供とゆっくり過ごすためにも、家事は早く済ませたいな」
皆さんも、こんな風に感じたことはありませんか?
とは言え、ただ間取りを決めるだけでも難しいのに、そこに家事動線も考慮するとなると、どう考えていけば良いのか分からない方もいらっしゃると思います。そこで、家事動線を確保した間取りにするために押さえておきたい2つのポイントをご紹介します。
・ まずは間取りを決めて動線を把握
間取りを決める作業は、皆さんだけで行うのではなく、業者がパートナーとなって一緒に行います。そこで、皆さんが家事動線以外に抱いている希望やイメージ、優先順位などを伝えることで、ひとまずの間取りを決めてみることをお勧めします。全く何も決まっていないところから家事動線を考えるのは難しいので、いったん決めた間取りの図面に、その間取りであれば家事をする上で、どのような動線になるのかを書き込んでみましょう。
「洗濯物を洗って、干して、たたんで、引き出しにしまう」
一連の作業として考えられる洗濯で、引いた線が長く曲がったり交差したりしているようであれば、その部分に改善が必要になることがわかりますね。
逆に言えば、シンプルで短い直線が引かれていれば家事動線の確保ができていることになります。家事動線が悪いなと感じた部分は、間取りや家具の位置を変更して、より直線的な動きに近づくように工夫してみましょう。
・ 家事によって分けて考える
お料理や洗濯、掃除など一度に一気に取り組む方もいらっしゃるかとは思いますが、全ての家事動線をまとめて確保するつもりで間取りを考えるのは簡単ではありません。代わりにそれぞれの家事を分けて、お料理ならお料理のための、洗濯なら洗濯のための、掃除なら掃除のための動線を考えることをお勧めします。それぞれの家事の動線を確保しておけば、お家の各ポイントで時短を叶えることができますね。
また、家事によって分けて考えることで、間取りに加えて収納の量や位置、コンセントを確保すべき場所などもより考えやすくなります。
いかがでしたか?この2つのポイントを押さえて間取り決めに取り組むことで、皆さんの理想がたくさん詰まった、しかも快適で家事の負担が少ないお家を実現してはいかがでしょうか。