建てた家に住み始めた人へのアンケートで不満なところを聞くと、必ずと言っていいほど上位に入る「収納」。
今から家を建てる方は、どうにか失敗しない収納づくりをしたいですよね。

そこで今回は、おすすめの収納の作り方をご紹介します。

□収納スペースが大きすぎてもいけない！？
家を建てるとなると、マンションではつくれなかったような大きな収納をつくりたい！と思いがちではないでしょうか。
でも、意外や意外、収納スペースが大きすぎた、という失敗談も少なくないのです。
というのも、奥行きのある広い収納をつくると、奥の方に入れた荷物が取り出しにくくなってしまうというデメリットが発生するのです。

では、どんな風に収納をつくるのがいいのでしょうか？
実は収納を考えるときに重要なポイントになるのは、床面積よりも壁面積なのです。
壁面積を広くとることで、簡単に棚を取り付けることもでき、荷物を取り出す際に別の荷物をどかすという手間もなくなります。
収納を考えるコツが分かったところで、具体的な収納スペースについて見てみましょう。

□壁面収納が有効
リビングなどの壁一面を収納スペースにしてしまうことで、壁面積を大きくとった収納をつくることができます。
扉をつけて見せない収納にすることもできますし、見せる収納としてインテリアにしてしまうことも可能です。

□デッドスペース＝収納スペース
よく言われるように、デッドスペースは収納スペースとして利用することができます。
たとえばトイレの上の空間があります。
また、リビングなどと同じ天井高が必要ない部屋には、つり棚式の収納を取り付けると便利に使えます。

さらに、階段も収納に有効なスペースです。
もはや一般的な収納スペースである階段下だけでなく、階段上にも収納をもうけてみてはいかがでしょうか。
加えて、床下収納も、キッチンや脱衣所の収納としておすすめです。
戸建て住宅だからこそのスペースを有効活用しましょう。

□小さな収納をちょこちょこと
上のように奥行きの浅い壁面収納やデッドスペース収納を利用すると、大きな収納はそれほどたくさんつくらなくても、小さい収納が様々なところにあれば十分なことが分かると思います。
もし、大きな収納をつくるならおすすめなのが、玄関です。

特に子育て中のご家庭は、お出かけのときや帰宅の際にもたついたり、子どもの靴や傘の置き場所に困ったりといった経験がある方も多いのではないでしょうか。
玄関に広めの収納があると、ベビーカーを置けたり子どもの支度に使えたりと便利です。

□まとめ
必要な収納はご家庭ごとに違うものです。
ハグハウスではお客様の立場に立ってのご提案を心がけています。
ぜひ一度、私どもにご相談ください！