失敗しない間取り決め-注文住宅を建てるなら気を付けたい注意点3選

「一生に一度の買い物だからこそ、失敗したくない」

多くの方にとって注文住宅を建てるということは一生に一度の機会であり、だからこそ間取りなどに失敗して後悔したくないというのが本音ですよね。これは、完成した家と違って自分たちで間取りを決められるからこその不安でもあります。

そんな失敗したくない皆さんに知って欲しい、間取りを決める際の注意点3選を御紹介します。

・収納スペースのつくり
実際に注文住宅を建てた方の中でも暮らしてみて後悔したという人が多いのが、「収納スペース」にまつわることです。

図面で考えている段階では、これだけの容量や広さがあれば問題ないだろうと思っていても、いざ生活してみると「ここに収納スペースを確保すべきだった」「こんな所に広々と収納があっても邪魔」と感じることもしばしばあるようです。

この失敗を避けるために大切なこと

‐自分たちが所持しているモノや衣類の大きさや量を把握

‐よく使うモノか、たまにしか使わないモノかの仕分け

‐実際に生活する際の動線や置き場の最適な高さを想像する

とにかく実生活を想像して、最適な場所に最適なスペースの収納を置くことを心がけましょう。

ハグハウスでは、整理収納アドバイザーが考えた、

無駄を省いた効率収納『育つ収納』を組み込んだ間取りをご提案しております。

・配線経路の確保
収納と同様、生活してみて初めて気づく不便さというものに、配線計画の失敗が挙げられます。

デザインや見た目などにこだわりがちな人ほど、生活感が出るのを避けてコンセントを隠れた場所に設置したり、数を少なくしたりすることがあります。しかし、私たちの生活では家電、パソコン、携帯電話や照明器具などいたるところで電気を必要とします。

にもかかわらず、家具に合わせた配線を考えずに何となく決めてしまっては後々困ることは明白ですね。

この失敗を避けるために大切なこと

‐家具、家電の配置をなるべく事前に決めておく

‐年間通して使用するモノだけでなく、コタツや扇風機などの時期的なものもどこで使いたいか把握しておく

‐生活動線を考えて、移動が少ない位置にスイッチがあるか、掃除機がかけやすいかなどを予測しておく

・音の伝わり方
3つ目に、図面での計画上では一番予測が難しいのが「音」の問題です。テレビの音や洗濯機、子供の声など生活には様々な音が生じますが、その伝わり方も把握しておかなければ生活し始めてから苦労することになるかもしれません。

例えば、交通量の多い道路に面した場所を寝室にしてしまったり、音の響くお風呂をご近所に面した道路側にしてしまったり。他にも、うるさくなりがちな子供部屋の真下に客間など、1階の設備と2階の設備の相性上良くないという例もあります。

この失敗を避けるために大切なこと

‐生活音の出る場所を把握して図面に示す

‐1階と2階の図面を重ねて見て確認

‐道路に面したところに静かにしたい場所が無いかチェック

いかがでしたか?

この3点のように、「暮らしてみなければ気づきにくい間取りの失敗」というのは意外と多くあるものです。

どのような場合にも共通する、実際の生活を出来る限りリアルに想像するというポイントを心がけて、納得のいく間取りにしましょう。