憧れの注文住宅に暮らし始めてから、
「せっかくデザインにこだわったのに思ったより収納が足りない!」
なんてことは起こってほしくないですよね。
そこで今回は、『新築物件での収納の位置と種類』についてお話ししていきます。
■収納のキホン
収納は家の15%程度必要だと言われています。
大きな収納を複数個所に分けて設置し、使う物を使う場所の近くに収納します。
また、出し入れ可能な面の大きさにも注意し、布団や家具など大きな物品も収納できるようにしましょう。
■玄関
玄関では、玄関の広さと収納の大きさの割合が非常に重要です。
家の顔とも言える玄関を、少しでも広くしたいと考える方も多いと思いますが、靴や傘と上着、部活用具やキャリーケースなど室内で使わない物を家の内部まで運ぶのは実用的ではありません。
また、収納の設置個所も重要です。
右利きの方は玄関を入って右に設置された棚に靴を入れて室内に入る方がスムーズに動作を行えます。
■キッチン
キッチンに収納する物品は食器、洗剤、キッチンペーパー、調理器具、掃除用品、ごみ箱などです。
高い位置に収納を作っても日常生活で使いづらいので、低い位置にたっぷりの収納をつけましょう。
食材の保管にはパントリーを別途設置するのもおすすめです。
玄関からキッチンへの途中に設置すれば重い食材を運ぶ距離も短くなり便利です。
■トイレ、お風呂、脱衣所
トイレにはトイレットペーパーや掃除用具をしまえる収納があれば便利でしょう。
お風呂近くには洗濯籠、洗剤、タオル、掃除用品を収納できる収納が必要です。
■各個室、ファミリークローゼット
最近では、各個室の押入収納を減らしたりつけなかったりする場合もあります。
そのような場合は、ファミリークローゼットと呼ばれる家族全員の荷物を一度に収めるクローゼットを設置したり、階段下収納を作ったりします。
布団、家具、服、扇風機など季節ものの家電などが入る大きな収納であることが必要です。
人が集まるリビングの近くに設置したり、服の移動を簡単にするために洗濯機と室内干しスペースと一体型にしたりするのもいいでしょう。
また、玄関近くのウォークインクローゼットや和室の畳の下の収納も人気です。
今回は『新築物件での収納の位置と種類』についてお話ししました。
ハグハウスいわきは福島県いわき市で注文住宅(ハグハウス)の新築を中心にコンパクト住宅(ラビィ)の新築、一般住宅のリノベーションやリフォーム、住宅内外装のデザイン業務を行っています。
みなさんの生活がより暮らしやすくなる収納をご提案いたしますので、お気軽にご連絡くださいね。