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よく家を建てた後に「収納の位置」に困る方がいらっしゃいます。

服の収納、本の収納、子ども遊び道具などいろいろなところで収納を工夫すると、生活がより楽になります。「収納の位置」にこだわるためには、家の設計の際に、予め考えておくことが有効です。
では、どのように工夫したらよいのかについてお話しします。

■キッチンの収納

キッチンの収納でよくある悩みが、食糧をまとめ買いして、キッチンに置いておこうと思っても置くスペースが狭いという悩みや、食器をもらった際にこれ以上置き場がないという悩みです。

ポイントとしては、動線を考えること、頻繁に使うものとあまり使わない物で収納場所を変えるということです。

自分がキッチンに立って料理する時にどのように動くかを考えて、なるべく動かなくても良いような収納の配置にします。

また、頻繁に使うものとあまり使わない物を分けることによって、物の出し入れがしやすくなります。

■リビングの収納

リビングは一番過ごす時間が長い場所だと思うので、長時間過ごす分物が散乱しがちかと思います。

にも関わらず、リビングにはあまり棚を置きたくないという理由で、収納場所が少ないという方が多いようです。

リビングは小物が散乱しやすいので、小物を収納する場所を設けることで解決できます。

棚のような大きい収納は必ずしも必要ではありません。小物を収納する場所は、例えば兄、弟、母など人を単位にして分けたり、物の種類によって分けたりすれば良いでしょう。

■玄関の収納

玄関の収納の悩みとしては、子どもができて靴を収納する場所が足りなくなることが多いです。

玄関には靴の他にも傘やベビーカーをしまうスペースも必要で、収納スペースの確保は欠かせません。

少し大きめの靴箱やベビーカーなどの収納スペースは作るべきです。

また、雨で濡れたときにコートをかける部分があっても良いかもしれません。

鍵を置くスペースを作らなくてもいいように、リモートで操作できるタイプのカギにするという選択肢も視野に入れると良いかもしれません。

■おわりに
家のキッチンとリビングと玄関の収納についてお話ししました。

家が完成してからだと、収納に関する工夫ができる範囲が限られてしまうので、家を設計している時に収納の事まで考えるのが賢い行動かもしれません。

キッチンやリビング、玄関の収納は自分が住むことを想像して、どのようにすれば暮らしやすいのかを考えながら、家の設計をしてみてください。

収納を工夫して理想の家に一歩でも近づきましょう！