どんなに忙しくても夫婦のすれ違いは避けたい、思春期の子どもとも会話を楽しみたいと考えていらっしゃいませんか?
コミュニケーションに関する課題は、間取りを工夫することで解決できることがあります。
今回は、子育て家族がコミュニケーションをとりやすい間取りのポイントをご紹介します。
□団らんの場所を1カ所にする
家族が食事をする時間がばらばらで、みんなで一緒に食卓を囲むのが難しい…とお悩みの方におすすめなのが、家族が集まる場所を1カ所にまとめてしまうという方法です。
つまり、リビング・ダイニング・キッチンをつなげて配置することが有効なのです。
この方法のメリットは、同じ時間に違うことをしている家族同士が、同じ空間にいられるということです。
別のことをしていても同じ空間にいさえすれば、簡単に会話することができます。
また、それぞれの空間の仕切りがないために、同じ面積で比べると一番広く見えることもメリットといえるでしょう。
□帰ってから1度は顔を合わせたい
思春期を迎えると、家に帰ってくるなり部屋に閉じこもり、食事のとき以外では姿を見せることもないという子どももいるかもしれません。
親としては心配にもなりますし、少しくらいは会話もしたいところですよね。
それなら、子どもが帰ってから部屋に入るまでに、家族がいる場所を通るような設計にしてしまえばいいのです。
つまり、リビングに階段をつくろうということです。
空調が効きにくくなるなどのデメリットもありますが、階段を部屋の中に入れる分リビング自体を広く設計でき、開放的な空間に見えるというメリットもあります。
これらを考慮して、リビング階段を検討してみてはいかがでしょうか。
□吹き抜けで空間のつながりをつくる
これまでマンションに住んでいた方は特に、戸建て住宅に住むと自分以外の家族の気配が感じられなくなってさみしいと思うかもしれません。
吹き抜けをつくることは、それを防ぐためのひとつの方法です。
たとえばお母さんが1階でごはんをつくっている間、子どもたちは2階の自分の部屋で思い思いに過ごしているとしても、吹き抜けがあればお母さんは2階の子どもたちの気配を感じることができます。
直接的なコミュニケーションではないですが、それだけで安心できるということもあるはずです。
□まとめ
間取りに少し工夫を加えることで、家族間での会話が増えるかもしれません。
ぜひ一度、ハグハウスにご相談ください。