福島で家を建てる際に知っておきたい、瑕疵担保保証とは

家を建てることを検討されている方は住宅関係の情報を収集したり、不動産や住宅メーカーなどから話を聞いたりされているかもしれませんが、その中で訊きなれない言葉に出会うということもよくあるのではないでしょうか。

『瑕疵担保保証』もそのうちのひとつだと思います。

「何かを担保する保証のことなのだろうけど…」

そこで今回は、家を建てる際に知っておきたいこととして、この『瑕疵担保保証』がどのようなものなのかについてご紹介いたします。

◎瑕疵とは
まず瑕疵がどのようなものなのかが気になりますよね。

瑕疵(かし)というのは、契約に従って工事が実行されて引き渡しまで完了したものの、約束通りの性能や品質が確保できていない状態のことです。

例えば地震に対する性能です。現在では耐震に対する意識の高まりから、より安心で地震に強い家づくりをと、建築基準法によっても耐震性能の条件が定められています。

ところが、使う素材が違う・材料の数が少ないなどで強度が不十分になっていることもあるかもしれません。

そうなると、よく調べてみると基準を満たしていないつくりであったり脆い箇所が見つかったりする場合があります。

◎瑕疵担保保証とは
引き渡した住宅がこのような瑕疵の状態になっていると、住宅を販売した業者やその家を建てた業者は補修や改築によってその性能を満たすように改善しなければなりません。

瑕疵担保保証というのは、「もし何らかの欠陥があった場合にはしっかりと改善しますよ」と保証してもらっているということです。

瑕疵を担保するために業者が保険に加入していることもあります。

こういった重大な欠陥が見つかったにもかかわらずその当時施工した業者が倒産したなどで工事を行うことができない際には、その保険から支払いが行われることもあります。

◎重大な欠陥とは
ここでの『重大な欠陥』とは、住宅の耐震性能を確保する上で重要な構造耐力上主要な部分、雨漏りなどを起こさないために雨水の浸入を防止する部分において基本的な性能を満たさない状態のことを指します。

構造耐力上主要な部分は、共通するものとして基礎・屋根版・床版・壁、木造住宅においては小屋組・柱・横架材・斜材・土台、鉄筋コンクリート住宅においては基礎杭が該当します。

また、雨水の浸入を防止する部分は、屋根・外壁・排水管・開口部が該当します。

◎最後に
今回は、住宅を建てる上で知っておくと安心な瑕疵担保保証についてお話いたしました。

この瑕疵担保保証はより安心な家に住めるようにするために購入者様をお守りする保証なのです。

株式会社this oneでは、土地探しから、注文住宅の間取り相談や新築、コンパクト住宅の新築も承っております。

「しあわせなまいにち」をお客様が過ごしていただけるような住まいづくりに努めてまいりますので、ぜひ一度、ご相談ください。