子供ができたから将来のことを考えて新築で注文住宅を建てたい。
そんな時、皆さんきっとお考えになるのが、
「せっかくなら子供のためを想った家にしたいな」
ということではないでしょうか?
住宅は、そのご家族、特にお子さんの人生にとても大きな影響を持つものですから、どのような間取りが子育てに最適なのか気になっていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は、住まいが子供に及ぼす影響と共に、子育てに最適な間取りを御紹介します。
・住まいと子供の関係はとても深い
皆さんが子供時代を振り返ったとき、「最も長い時間を過ごしたのはどこですか?」と問われれば、きっと多くの方が「家」とお答えになるでしょう。
住まいとは、子供が長い時間を過ごす、すなわち「子供がどう育つか」ということに非常に密接な関係を持つものです。
「協調性がある優しい子になって欲しい」
「活発で自主性のある子になって欲しい」
ご両親の色々な想いを受けて育っていくお子さんのためにも、住まいという形で最適な環境を用意するのはとても大切なことです。
・自然とコミュニケーションを生み出す間取りを
どのようなお子さんに育って欲しいと願っていても、やはり重要なのが「いくつになってもご両親と沢山コミュニケーションを取る」ということ。これは、言うまでも無いことかもしれませんね。しかし、間取りの取り方次第では、お子さんがご両親から隔離された環境を生み出しかねません。
‐共用スペースの広さ・オープンさ
キッチンやリビングなど家族が時間を共にするスペースは、親は子供を、子供は親を、お互いに視界に入れられる間取りにすることが大切です。こうすることで、安全面への考慮だけでなく、家事をしながらも会話が出来たり、子供からご両親や家事への関心を高めたりすることが出来ます。
また広々としたリビングは、共用スペースを「ただ食事をしてテレビを見る場所」から、ボードゲームや昼寝など「一緒に何かをする空間
にしてくれます。
このように、住まいを通じて幼いころから活発なコミュニケーションを取ることで、お子さんの豊かな感情を引き出しましょう。
・プライベート空間がある間取りを
「子供の成長」と一口に言ってもその段階は様々です。今は幼いお子さんも、いつかは中学生、高校生へと成長していきます。前述したように、コミュニケーションはいくつになっても大切ですが、それと同時に「プライベート」も成長に欠かせない時期がやってきます。
ですから、どんなに今はお子さんを見守っていたくても、個人の部屋にはプライベートが保てる工夫をするなど間取りを決める段階で将来的な成長も考慮しましょう。
いかがでしたか?住まいというのは子育ての利便性や安全面だけでなく、お子さんが「どう育つか」ということにも密接に関係しています。皆さんがお子さんを想う気持ちを住まいという形に表すためにも、ぜひ一度ご相談ください。